レッスン前に、かんたんなアンケート
(3、4分)
レッスンを受ける目的や、声のどんなところをどう改善したいかなど、アンケート用紙に記入していただき、レッスンの参考にさせていただきます。
2019.07.22
今回は子供に絵本を読み聞かせるコツについて取り上げたいと思います。
読むのは良いがなかなか子供が喜んでくれない・つまんなそうにしているなどそんな状況ありませんか?是非このコラムを役立てて下さいね。
まず、なぜ絵本の読み聞かせをするのか。幼児期の読み聞かせが大切と言われている一番の理由として、幼児期には脳が著しく発達することが挙げられます。皆さんも聞いたことがあると思いますが、幼児期の脳は3歳までに成人の約80%が完成すると言われています。更に6歳までに90%にまで達することから、幼児期の刺激はとても重要です。
絵本の読み聞かせの時間はママやパパと子どもとの最高のコミュニケーションタイムであるという点に注目してみましょう。読み聞かせをする時、子どもとの距離はとっても近いはずです。子どもを膝の上に乗せて読み聞かせているかも知れませんし、寝る前にお顔をくっつけて読み聞かせているかも知れませんね。この距離で読み聞かせをすることがスキンシップになり、IQやストレス耐性が上がると言われる愛情ホルモンの分泌が活発になると言われます。
そして、そんな親子のスキンシップを伴った読み聞かせは情緒の発達にも効果を発揮します。情緒とは、簡単に言うと嬉しい、悲しい、怖い、楽しいなどと言った気持ちや感情の事です。最初は読み聞かせをするパパやママが子どもと一緒に喜んだり、悲しんだり、怖がったりすることで、いろんな感情を学びます。その内、子どもは絵本からいろんな感情を読み取れるようになり、子どもの感情はどんどん豊かになっていくのです。情緒を豊かにする事は、今後コミュニケーション能力を身に付ける上で必要不可欠な要素になります。絵本の読み聞かせは、情緒を豊かにするのに最適な手段と言えるでしょう。このことから幼児期に読み聞かせはたくさんすべきなのです。
また、絵本の読み聞かせには情緒の発達とともに想像力も豊かにする効果があります。幼児向けの絵本は、簡潔な言葉と分かりやすい絵が描かれているものが多いですよね。聞こえてくる言葉と絵を見ながら、子どもは頭の中で自由に想像することができます。テレビアニメなどとは違い、自分のペースで進めることができる絵本なら、じっくり絵を見てみるのもよし、戻ってみるもよし、次はどうなるか予測することもできますね。絵本には何通りもの楽しみ方があり、そして、何かを起こすタイミングも自由なのです。この自由さが子どもの想像する力を伸ばしていきます。
読み聞かせには語彙力を増やす効果もあります。色々な言葉に触れ、その意味を知ることで、子どもはそれを使って会話をするようになります。そうやって、子どもは新しい言葉を次々と自分のものにしていくのです。小さい内に語彙を増やす習慣があると、文章を理解する力が必要になった時に大いに役立つはずです。語彙力だけではなく、言葉の音やリズム、繰り返しの面白さなどにも気付くことができるのも読み聞かせの大切な効果の一つですね。
更に、読み聞かせをすることで、文字や本に対する抵抗が少なくなります。小さい内から読み聞かせを通してたくさんの絵本に触れておくことで、本の魅力を感じ、本の中に入り込む面白さを知ります。それが、本が好きな子どもへと成長する第一歩になるでしょう。
大げさに声色を変えたり、身ぶり手ぶりや表情で表現しようとすると、子どもの絵本への興味が中断され現実に引き戻されてしまします。子どもの創造力を途切れさせない程度にとどめましょう。
本に書かれた文章は場面ごとの絵とうまく合うように考えられたものです。ひとつひとつの言葉を説明したり、言い換えることなく、言葉のリズムを一緒に楽しむことが大切です。
子どもから質問があったときは答えてあげるものの、大人から質問を投げかけたり事前に説明をするのはいけません。絵本の世界への集中力や感情移入をストップさせてしまいます。
わからないであろう言葉が出てきたときには、そっとその言葉が示す絵を指さしてあげるなど、読み聞かせを中断しなくとも理解できる環境を作ってあげるのがポイントです。
あらかじめ事前にシミュレーションを行い、どのくらい時間が必要かを計測しておきましょう。既定の時間内に終わらないからと言って余計な文やページを飛ばすのは著作権上の「内容の改変」にあたりますので注意しましょう。
表現上の工夫であっても、子どもたちにとっては絵が動いてしまい何も読み取れません。絵本の良さでもある各ページの絵はしっかりと見せてあげましょう。
気が付かないうちに早口になってしまっている。そんなことはありませんか?子どもたちが物語に集中できるよう、読み聞かせの時には、はっきり、ゆっくり、心を込めて読んであげましょう。また、絵をじっくり見せるためページは少しゆっくりめくると良いでしょう。
読み聞かせでは心の中に広がった絵本の世界を大切にしましょう。子どもたちからアウトプットされない限りは、感想を聞くことはなるべく避け、物語の余韻を楽しむようにしましょう。
イギリスのサセックス大学で行われた研究によれば、同じ本を繰り返し読み聞かせた方が、子どもはより速く新しいことを学ぶそうです。また一度読んだ本に関しては、二度目以降の読み聞かせでは子どもの反応が多くなること、自分の驚きや思ったことを発信することが多くなることがわかっています。対話を楽しみ、絵本の楽しさをじっくり味わう上でも繰り返し読むことが大切と言えます。
絵本は表紙から裏表紙まで、物語が続いていることも多くあります。文章のないページでも子どもたちは自由にその世界観を楽しみ、想像を膨らませることができます。表紙から裏表紙まで見せてあげるようにしましょう。
想像力とは、目の前にないこと、存在しないものなどを頭の中で作り出すことができる力になります。想像力を育むためには、余分な情報は邪魔になってしまいます。
そのため、読み手はできるだけ感情は込めず、事実や情景のみを伝える必要があるのです。
・事実のみが理解できるような話し方をする
・情景だけが伝わるようにする
・動作の意味だけを話す
例えば「お母さんの言うことを聞かないと大変なことになるよ」という具体的なメッセージが強くある時は、子どもにその状況を想像させてあげたら、絵本の役割を見出せるのではないでしょうか。他にも、美しい絵が多い絵本の場合には、想像力を引き出す読み聞かせが有効なので、セリフも地の文も感情を入れない読み方をします。
読み終えた後は感想をついつい、聞いてしまいがちですが、実はあまりよくないと言われています。読み終わった後、子供にはそれぞれ言葉にはならない感動や想像が生まれていることと思います。しかし、感想を聞いて、無理やり言葉にすることで初めに抱いた、言い表せないような大きな感動や想像が、言葉にすりかわってしまうのです。ですが、「はい、おしまいです。」というのはなんだか少し寂しいですので、終了後は子ども達と絵本の内容を振り返ってみましょう。
「最後は〇○になって良かったね。」、「△△が悲しかったよね。」等、子どもの反応を聞きつつ、読み手の感想を言いましょう。また、話の内容をクイズ形式にしても楽しいと思います。
クイズにする場合は読み始める前に「最後にお話のクイズを出すからよく聞いてね。」と言うと子ども達を集中させる事も出来ます。クイズの内容自体はお話を聞いていればわかるような簡単なもの。例えば「最初に出てきた動物は?」、「どうして〇○になったでしょうか?」等なんでも良いです。思い出そうとする事で記憶に残りやすいですし、最初にクイズを出す事を伝える事で正解するために内容を覚えようと集中して聞いてくれるでしょう。
?終わりに
如何でしたでしょうか?普段子供に読み聞かせをしている方も改めて読み方を見直してみようと思う内容だったと思います。ただ絵本を読めば良い訳ではなく絵本はコミュニケーションの道具でもあります。読んであげる側が変わると同じ絵本でも面白さが変わります。絵本を通して少しでも楽しい時間になるように役立てて頂ければと思います。
レッスン前に、かんたんなアンケート
(3、4分)
レッスンを受ける目的や、声のどんなところをどう改善したいかなど、アンケート用紙に記入していただき、レッスンの参考にさせていただきます。

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(30分)
『対面式』または『スタジオリンク』、『オンライン』を選べます。 選んだレッスン方法でマンツーマンのレッスンを受けていただきます。アンケートに沿ってここでのレッスン内容、課題を一緒に話し合いながら行います。

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