
はじめに
ビジネス会話の基本や応用編を学ぶ際に、多くの人は独学の方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、講座や教室に通ってみようかと思っている方もいるかと思います。今回は講座や教室は実際に必要なのかを取り上げたいと思います。
■ ビジネスではアウトな話し方
? 「相手の興味・ニーズ」を理解せずにペラペラ話す
会話能力が低い人は往々にして、「相手が何に興味をもっているか」を見事なほどに察知できないです。彼ら彼女らは退屈な話をいかにも「全人類の共通関心事項」ないし、「自分の話すことはすべて、世紀の一大発見」であるかのように、ポイントレスに話し続けます。検索エンジンが発達したこのご時世、人と話すときに重要なのは、相手のニーズ・関心事項を事細かに聞きながら進めることです。
ネットとグーグル、ヤフーのおかげで、会話において人は関心のあるトピックにどんどん飛んでいく傾向が強まっており、ダラダラとポイントのない的外れな会話に対する聞き手の怒りは、容赦ないものになっています。「相手のニーズを理解しないで進める話は、もはや完全に独り言で、コミュニケーションでも何でもない」と肝に銘じなければならないです。
? 「的外れな自己アピール」をしまくる
二流の話し方しかできない人は結果的に、相手の興味を踏まえないので、「的外れなアピール」をしまくって周囲を唖然とさせてしまいます。同じ商品・サービスを売るにしても、相手のタイプによって「どんなストーリーが刺さるか」は変わってきます。
相手のニーズや価値観を踏まえたうえで、それに応じたストーリーを奏でないと、相手の心には響きません。これは私たちが、狙っている意中の相手にアプローチするときを考えるとわかりやすいでしょう。
もし相手が重視するのが「家庭重視の男性像」なら、いかにあなたが奥さんに尽くすタイプで、週末は子どもをディズニーランドに連れて行くのが夢であるかをアピールしなければなりません。
反面、相手が求めるのが「経済的な安定性」なら、その彼女に「ディズニーランドうんぬん」をアピールしても無駄です。むしろいかに貯蓄志向で、リスクを嫌い、安定運用を心がけているか、隙あらば貯金が趣味だという「相手のツボにはまるストーリー」を打ち出さなければ、彼女には響きません。人によって「刺さるストーリー」は変わることをくれぐれも忘れてはいけません。相手のニーズや興味を無視した「的外れの自己アピール」では、相手の心に響くわけがないのです。
? MECEで論理的だが、内容が超絶につまらない
ビジネスパーソンの中にも、昨今のコンサル本ブーム、マッキンゼー本ブームのせいか、やたらと「MECE」「ロジックツリー」「ゼロベース」「フレームワーク」などの単語を「問題解決の魔法」のように振りかざす人も少なくないです。しかしながら、MECEもフレームワークも、使い方を間違えれば、たんなる「抽象的で退屈な使い古されたゴミ箱」になってしまいます。
「MECEにまとめて」「フレームワークは何?」「ロジックツリーが組めていない!」とばかり言ってくるコンサルかぶれの上司には、心の中で「巨人の星」の星一徹もビックリの、怒りの鉄拳制裁を食らわせようではないか。
「マッキンゼー本を読んで論理的ぶっているが、中身はゼロないし他人の時間を無駄にするのでマイナス」であることは、少し話すとすぐ相手にバレれてしまうものです。コンサルのケース面接でもない限り、「当たり前でつまらない論理」より「面白い実例」をひとつくれたほうが、よほど人は話をしていて楽しく学べます。
? そもそも「伝えたい内容、気持ち」がない
最後に、「一流と二流の話し方」を分ける最重要ポイントは「そもそも伝えたいことがあるか」という一点に尽きます。会話能力が低い人は、「テクニック」うんぬんよりも、そもそも「伝えたいことがない」ことも多いです。頭がよくて真面目な人の中にも、こういう話し方をする人は少なくないです。
二流の人は、ひたすらありきたりな「知識」や「事実」をたっぷり時間をかけて、実に論理的に、つまらなく説明しただけで終わります。情報やデータはあるが「伝えたいメッセージ」がなく、それゆえ「感情を揺さぶる驚き」が一切ないのです。
人の脳は退屈な話は覚えないように出来ています。それに、相手の心を動かそうと思ったら、そもそも自分自身が話す内容に「情熱」を感じている必要があるのは当然ではないでしょうか。会話で人を動かすのは、往々にして「事実」や「情報」ではなく「自分の熱い情熱」だということを、いつも忘れないようにしましょう。
■ 意外と知られていない!ビジネスに特化した教室
・昔からある、いわゆる「話し方教室」や「朗読教室」
カルチャースクールなどで、元アナウンサーや俳優が行っている講座。
滑舌やアクセント指導が中心のところも多い。本人は元々話し方に自信があるので、あがり症の人に対してどう向き合っていいかわからなく、気持ちがわかってもらえないという声も多い。
・コミュニケーション力向上に特化した教室
心理学、コーチングなどを用い、人間関係に悩む方や、コミュニケーション能力の改善を目指す方向けに講座を行う。指導内容が幅広いので、自分に合ったコースを探す必要がある。
・あがり克服に特化した話し方教室
あがり症克服に徹底的に特化した講座内容で、講義と人前実践を繰り返すことにより、苦手意識を解消していく。重度のあがり症、対人恐怖症、社交不安障害の人には最もお勧め。
・ボーカルスクール
ボイストレーナーは、発声のしくみなどを勉強しているため、声量や声の出し方を改善したい人にはお勧め。ほとんどの場合、マンツーマン指導で、人前に慣れることや、プレゼンや朝礼などのビジネスシーンでの話し方は教えてもらえないことも。
■ 講座や教室に通うメリット
ビジネスに特化した講座や話し方教室に行くことで、あがり症が治ったという人はたくさんいますが、自分も本当に治るのか、気になりますよね。結論から言うと、あがり症の克服、スピーチスキルの向上、コミュニケーション能力UPのために講座や話し方教室に通うのはベストな選択です。
「あがり症を治す」というと、特別なことと捉えがちですが、「泳げない人が泳げるようになる」ために、「どうしたらいいか」を考えれば、それが答えです。泳げるようになりたければ、スイミングスクールに通いますよね。先生は「教えるプロ」であり、毎日何十人という人を指導しているためノウハウを持っており、アドバイスが的確です。もちろん、教室ならどこでもいいというわけではなく、自分に合うスクール、良い先生との出会いが必須になります。まったく泳げない人が、いきなり選手育成コースに入っても辛いだけであるのと同じように、長年重度のあがり症で悩み、人前で話すことに恐怖心がある人は、ハイレベルなプレゼン講座に通ったところで、自信をなくし、悪化させてしまうだけです。
あがり症の人は、あがり克服に特化した講座を探すといいでしょう。話し方を学び、あがりを克服することは、他の習い事と変わりません。難しく考えず、スイミングスクールを探すように、教室に通うことを検討してみましょう!
【講座 / 教室に通うメリット】
・同じ悩みを持っている人の集まりである⇒気持ちがわかってもらえ恐怖心が薄れる、モチベーションが維持できる
・人前で話す練習が繰り返しできる⇒場数を踏みながら苦手意識が解消できる
・プロにアドバイスしてもらえる⇒簡単、かつ劇的に改善する人が多い
おわりに
如何でしたでしょうか?やはり講座や教室は通うことによって自分自身が気付かなかった部分が必ず見えてくるはずです。独学でトレーニングしている人やこれから学んでみたいと思っている人は是非一度受講してみて下さいね。