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子供との関係を深める会話術!|話し方教室VOAT

2020.06.02

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--はじめに

子供はとても可愛い。でもどのようにしたらもっと上手くコミュニケーションをとることができるのだろう、そう考えたことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。
今日はそんな皆さんに、子供との関係を深める会話術をご紹介したいと思います。

■ きっかけをうまくつかめば大丈夫|話しかけ方のコツ!

子供と接する時に、何の話をすればいいのか迷ってしまうことがありますが、
基本的に子供は自分の話を聞いてほしいものなのです。
あなたが何かを話すよりも、子供に何か簡単な質問をして、子供が自由に話すのを笑って聞いてあげましょう。
話をしたいけどきっかけがわからない、それは子供も一緒です。
質問をしてあげると、子供は話を聞いてもらえるんだと安心します。
自分からどんどん言葉を発することにより、そこに信頼関係が生まれます。

? 質問は子供の興味がありそうなことを

質問をするといっても、何でもいいわけではありません。
一番良くないのは、「嫌いな食べ物は何?」などネガティブな発想をさせる質問はやめましょう。マイナスな感情とともに、明るい空気を生み出すことができません。「好きな食べ物は何?」、「好きなアニメのキャラクターは?」など好きなものを連想させ、楽しそうに話してもらうことが重要です。

? リアクションは大きく

せっかく子供が楽しそうに話してくれたのにリアクションが小さいと、子供は話していても面白くありません。もしあなたが質問をされた時に、「ふーん」とそっけなく返答されたら嫌ですよね。子供が話している時に、目をちゃんと見て優しく聞いてあげるとともに、大きくリアクションしてあげましょう。
子供はもっと話したいと思ってくれるはずです。

子供から話しかけてくれることももちろんあるとは思いますが、ずっと待っているのではなく、こちらから興味がある質問をしてあげると一気に距離が近づくはずです。

■ 子供のIQを高められる|賢さを育む会話とは?

探求心を育む「感受性」、それを文章化する「言語能力」など人間にはいろんな感覚や能力がありますが、誰もが生まれた時から持っているものではありません。しかし、どんな子供でも身につけることは可能です。
子供は与えられた教育環境と周囲から求められるものに適応しながら成長します。その土台を家族間でつくってあげられると、能力が身につけやすくなるかもしれません。

? 感受性

例えば、母親が美しいものを見たときに、その感情を言葉にして伝えることで、子供は美しいものを美しいと感じられる感覚=感受性を伸ばすことができます。夜空を見上げ、「今日は星がきれいだね。見てごらん」と声をかけると、子供が夜空を見上げ星を見るきっかけになり、「夜空に輝く星がきれいなものだ」と認識します。
また、こちらから伝えるだけでなく、子供が何か疑問を持ったときに、「本当だ。なんでだろうね?」と共感したり、「良いことに気づいたねと」と褒めてあげることも大切です。そうすると、子供は「なぜ?」と思ったことに対して、解決するために学習する習慣が身につきます。
「なぜ?」と思ったことに対して親が知っていても、すぐに答えを教えるのではなく、「家に帰ったら一緒に調べようか」など子供が主体的に学ぶ機会をつくり探求心を持たせるようにしてあげましょう。

? 言語能力

言語能力でいえば、日常会話にヒントがあります。子供は言葉が上手に使えるようになると、単語で要求を伝えようとすることがあります。
例えば、喉が渇いた時に「お茶!」という子供には「お茶をどうしたいの?」と質問してみましょう。物わかりの良い大人になってはいけません。
お茶をどうしたいのかを自分の言葉で話させます。主語に動詞をつけさせ、相手のことを考えて言葉で伝える力を身につけさせましょう。
一番良くないのは、親が単語だけで会話をしてしまうことです。子供は親をしっかり観察していますので、親が見本になってあげましょう。
相手のことを考えてちゃんと文章で会話をすることで語彙力がつきますし、コミュニケーション能力の向上にもつながります。

■ 褒められたくて|見逃せない子供からのサイン

子供はそれまでできなかったことができるようになったときや、取り組んでいた課題ができるようになったときに褒められると嬉しいものです。
良い返事をすることができた、「いただきます」をちゃんと言えた、遅刻をせず学校に行けたとか、どんな些細なことでも笑顔で優しく褒めてあげましょう。子供は嬉しくなってその行動が強化され、また褒められたくて同じ行動をとろうとするようになります。

なかなか上手にできないときも一緒です。その頑張っている姿を見て、「頑張ってるね!」「その調子だよ!」「凄いね!」「あと少しだね!」と褒めてあげると、励みになり課題達成へとつながりますし、できないと思っていたことも諦めず頑張ればできるんだという自信になります。
また言葉以外にも、頭を撫でてあげたり、抱きしめてあげたり、ハイタッチをしたりすると、触れ合う事で得られる喜びが子供の心に印象強く残り良い効果を生み出します。

大人が一番やってはいけないことは、その子供の頑張りを無駄にしてしまうことです。子供が頑張っているのに褒めなかったり、できるのが当たり前だと思って接してしまうのは禁物です。子供は、大人が考えている以上に繊細です。
子供が一生懸命伝えているサインを見逃さないように心がけましょう。

■ 使ってはいけない|子供とのNGワード

子供を注意するときについつい言いすぎてしまったり、あんな言い方しなければ良かったなと思ったことはありませんか?ここではいくつかのNGワードをご紹介しますので、思い当たる方は明日から、いいえ今日から直していきましょう。

? 不要な強調(ばかり、ちっとも、絶対、一度も)

・「遊んでばかりいないで勉強しなさい」
・「ちっとも言うこと聞かないんだから」
・「そんなんじゃ絶対上手くいかないでしょ」
・「一度もできた試しがないんだから」

要件を伝えればいいだけなのに、言い聞かせようとしてついつい使っていませんか?これでは子供からすると、かえって反発したくなってしまいます。
決めつけも良くありません。自分のことをちゃんと見てもらえていないんだという気持ちになってしまいます。

? 子供同士を比較

・「お兄ちゃんに比べてあなたは・・・」
・「○○ちゃんはできるのに・・・」

など子供同士で比較して評価する言葉です。子供はこのような言葉を受けると、「お父さん(お母さん)は、お兄ちゃんだけが好きなんだ。私のことは好きじゃないんだ」という気持ちになってしまいますし、子供は、親からの評価=自分の評価になってしまいがちです。また、無意識に兄弟姉妹に敵意を持つことにもなりかねませんので注意しましょう。

? 一般的な考えを押し付ける(普通、常識)

・「普通はこうするものでしょ」
・「常識で考えなさい」

大人がわかっていたとしても、子供は普通や常識の基準がわからないものです。理想ばかりを押し付けず、何が正しくて何が間違いなのかをしっかり教育してあげましょう。

? 漠然とした「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」

大人の頭の中では「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」という言葉のイメージが湧いていたとしても、定義がないと子供にはさっぱりわかりません。
例えば、「ちゃんと立って」は、「背筋を伸ばして、腕は横に下ろして真っすぐ前を見て立って」と説明してあげたり、
「しっかり走って」は、「拳を軽く握って肘を曲げ、前後に大きく振って、膝を上げて走って」と説明してあげ、
「きちんと食べて」は、「背筋を伸ばして、箸を正しく持ち、こぼさないように食べて」と説明するなど定義が生まれるとイメージしやすくなります。
自分が求めているものがどのようなものなのかを教え、子供に認識させることが大切です。

■ 子供との関係を深めよう!|ウケる話し方

ウケる話し方といってもただ笑いをとるのではなく、子供に喜んでもらうためには、子供に心を開いてもらうためには、そして子供に好きになってもらうためにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

? 同じ目線で話ができるか上から話をしてしまうか

相手が子供とはいえ、やはり同じ目線に立って真剣に話してくれる人の方が子供に好かれるものです。いい加減に話を聞いたり、高圧的な態度をとらないようにしましょう。子供に好かれる人になるためにも、子供の話だからと受け流さずに真剣に話を聞いてあげる事が大切です。

? 優しいか優しくないか

やはり子供に好かれる人は優しい人が多いです。たとえ悪いことをしたとしても、子供に好かれる人は頭ごなしに叱るのではなく優しく問いただしてくれます。悪いことをしたとしても怒ってばかりいるのではなく、優しく見守ってあげることも大切です。

? 褒め上手かいい加減な返事をするか

子供に限らず人間は、人から褒められると嬉しいものです。子供は何かをすると、すぐに報告したくなります。これは褒めて認めてもらいたい行動のあらわれです。そんな子供のメッセージをしっかり受け止め、褒めてあげるのが子供に好かれる人です。面倒だからといい加減な返事をしていては子供から嫌われてしまいます。

? リアクションが大きいかどうか

子供に好かれる人は、表情だけでなく大きな動作を子供の前でします。少し大袈裟と思われるくらいが、子供にとっては良いのです。話を聞くときも優しく耳を傾け、大きなリアクションで喜ばせてあげましょう。

? 自分も楽しんでいるかどうか

子供と話したり遊んだりするときに、子供はその雰囲気を感じとります。
一緒にいるのに笑顔が少なかったり、心から楽しんでいる様子が見受けられない場合、子供も楽しい気持ちではなくなってしまいます。自分が楽しむことでそれが子供に伝わり、良い空気を生み出すことができます。

--終わりに

さて、子供との関係を深める会話術はいかがでしたか?
子供は素直で繊細だからこそ、自分の感情を大きく表現してくれます。
上手にコミュニケーションをとり、子供との時間を存分に楽しみましょう。
子供が笑顔なら、あなたの毎日は間違いなく素晴らしいものになると思います。
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