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会話がアンチエイジングに!?話すことは脳を活性化させる|話し方教室VOAT【アンチエイジング】

2021.02.12

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-はじめに


以前ある本の中で、《脳の中には、およそ1千億個以上の神経細胞がつながりネットワークを作っている》と書かれている文章を読んだことがあります。このネットワークを通じて、神経細胞から神経細胞へ信号が伝わるのが、脳の活動で、年齢を重ねると、神経細胞の死滅や使われなくなったネットワークが縮小・消滅し、脳は少しずつ萎縮(いしゅく)していくと考えられているそうです。一般的に、脳は会話をすると、前頭前野が活性化すると考えられているので、特に会話がはずんでいるときなど、前頭前野を中心に、様々なネットワークが活発に働いています。このとき、相手の方の仕草や表情、目と目を合わせ会話をすることで、より活性化させます。今回は、脳を元気に活性化し、悩のアンチエイジングを一緒に見ていきましょう。


■会話しているとき、私たちの脳はどう働いているの?


人類は、当たり前のように毎日、人と会話をしながら普通に意見を述べたりしていますが、頭の中にある考えを言葉にするときに、脳ではどのような〈プロセス・過程〉になっているのでしょうか。私たちは、成長の段階でいろいろな〈ことば〉や〈単語〉を覚え、知識として学び、蓄えていきます。つまり、頭の中に辞書を作っていくわけです。これを〈メンタルレキシコン・心的辞書〉と呼んでいます。言葉を発するときにこの〈心的辞書〉が役立ちます。たいていの人は、話す事柄すべてを頭の中で暗記してから話していません。話し始めると同時に、文章を頭の中で次々に組み立て、話しています。これは、声が出始める前、あるいは言葉としてアウトプットする直前に、脳が何らかの働きをしている結果だといえます。そして、脳は《会話・コミュニケーション》を巧みに行うことで〈前頭前野〉が発達してきたのではないかとという仮説もあります。


■脳を活性化させる話し方


脳を活性化する方法をいくつか紹介します。
毎日の生活習慣《Daily lifestyle》に取り入れましょう。


【人との会話/Conversation】


 話を聴いたり、考えたり、相手の反応を考えてしゃべる一連の行為は、脳を活性化させます。3人以上での会話であれば、さらに脳を使うことになります。初めての人との会話は、より脳を活性化させるようです。


【音読しましょう/Read aloud】


 本を読むこと自体が脳にとても良いですが、〈声に出して読む〉ことで、さらに脳を活性化することができます。何度も読み、慣れてきたら、できるだけ早く正確に読んでみましょう。


【よく噛んで食事をしましょう/Chew and eat】


 咀嚼(そしゃく)と脳は強く結びついています。脳の機能が低下すると咀嚼ができなくなります。咀嚼を十分に行わないと脳の機能は衰えていきます。食事をするときなど、自分自身のひと口の噛む回数の平均を出して、その平均よりも多めに咀嚼してみましょう。


【手を使いましょう/Use your hands】


 手は脳のさまざまな部位とつながっています。手を使った作業は脳の多くの部分を活性化させることができます。編み物や折り紙など、手を使ったいろんな遊びを取り入れてみて下さい。利き手ではない手を使うことも脳の活性化に良いです。


【適度な運動をしましょう/Moderate exercise】


 運動をすることで、血流の流れがよくなり脳に酸素が行き渡ります。有酸素運動をすることで、記憶と関係の深い〈海馬〉が大きくなるという報告も実際にあります。ウォーキングしながら、〈覚えごと〉や、〈暗記〉などすることも、効果的です。


【いつもと違うことをしてみよう/Do something different than usual】


 脳が嫌いなものは〈マンネリ〉です。いつも通ってる通勤の経路を変えたり、朝食のメニューを変えてみたり、簡単なことでよいので、いつもと違うことを取り入れると脳を刺激し、マンネリを改善できます。


【右脳を鍛える/Train the right brain】


 右脳は直感やひらめき、芸術的センスと関わりが深いため、絵を描く、音楽を聴くといった行為が効果的です。日頃の生活では左脳を使うことが多いとされていますが、両方の脳をバランスよく使うことで、脳はさらに鍛えられます。〈右手=左脳・左手=右脳〉との結びつきが強いといわれています。食事のときの箸の持ち手や、歯みがきをするときなど、左手を使ってみるのもいいでしょう。


【脳の休息・リセット/Rest your brain】


 脳には休息も大事です。ストレスからくる疲労感や、不安感などの症状があれば、脳が疲れているのかもしれません。脳を休めるには、10〜15分程度の昼寝や瞑想(めいそう)、クラシック音楽を聴いてみたり、アロマでリラックスするなどは、《脳=ココロ》をリセットしてくれます。夜は良質の睡眠をとるように心がけて下さい。脳を使う時間と休ませる時間はメリハリをつけて、効果的に脳を活性化させましょう。


■相手がいることで脳への刺激が大きくなる


相手と対面する〈会話・コミュニケーション〉は、脳への刺激が大きくなるようです。〈前頭前野〉に刺激を与えることが脳の機能を高めるうえでとても重要になります。会話をすることによってもその活動は高まります。左の脳の〈前頭前野〉の一部は、〈話す〉ために進化した部位です。電話やメールのやりとりでも同じような作用が生じますが、会話では相手の表情や雰囲気を読みながら対応する分、電話やメールに比べて脳への刺激は大きいです。


■脳だけじゃない!アンチエイジングにも会話は一役かっている


会話をするということは、相手の人がいるということです。仲の良いお友達や恋人など。《会話=おしゃべり》をするということは、楽しいものです。ときには泣いたり、笑ったり、愚痴をこぼしたり、逆に聞いてあげたり。このときに人間にしか備わっていない《感情》がたくさん溢れ出てきます。この感情を出すことや、出せる環境がとても大事です。いろんなことを溜め込んでしまうと疲労や不安などの症状でココロが疲れてしまいます。気持ちの良い緑あふれる太陽の下で、《おしゃべり》しましょう。笑いあったり、会話をする時間が少なくなると顔の筋肉を動かさないため老化し、しわの原因にもなります。顔の筋肉を育て、老化を止め、いつまでも若々しい心と体で、アンチエイジングをしていきましょう!


-終わりに


私達が人と会って、他愛のない世間話をしている時でも、脳の中ではさまざまな領域が活発に働いています。《会話・コミュニケーション》をしている時は、ちょうど、おでこの辺りにある〈前頭葉〉という領域が使われています。ここは、会話の他にも、〈深く物事を考えたり〉〈判断したり〉というような、他の生き物、動物にはできない、人間だからこそできる高度な認知機能の役割を担っています。これからは、脳を元気に活性化し、いつまでも若々しい心と体を維持し、悩のアンチエイジングを意識的にとり入れていきましょう。