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聞き取りやすい声の秘密は腹式呼吸にあった!|話し方教室VOAT【日常会話コース】

2021.03.12

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-はじめに


みなさん、『腹式呼吸』といった言葉を聞いたことはありますか?普段、腹式呼吸は、自律神経を調節したり、全身の筋肉をゆるませ、リラックスさせるなど、いろいろな〈プラスの効果〉が期待されています。もちろん、腹式呼吸をしていないからと言って、日常生活に何か支障を来す訳ではありませんが、今回は《聞き取りやすい声の秘密》を4つにまとめてみました。是非、参考にして下さい。


■ 腹式呼吸と胸式呼吸の違いとは


まず、見た目の違いは、『腹式呼吸』は、空気をゆっくり吸うと、お腹《下腹部》がゆっくり膨らみます。
逆に、『胸式呼吸』は空気を吸うと、肺の上部に空気が入り《胸部》が膨らみます。見た目では、腹式呼吸は下の部分が膨らみ、胸式呼吸は上の部分が膨らみます。
この2通りの呼吸ですが、腹式呼吸は《横隔膜の動きを重点においた呼吸法》です。腹式呼吸は意識をしなければ、なかなか行えない呼吸になります。胸式呼吸とは、日常生活の中で、誰もが無意識に行っている呼吸です。〈胸式〉も〈腹式〉も、人間にとっては両方必要な呼吸法になります。ただし『腹式呼吸』に関しては横隔膜やインナーマッスルを使うため、鍛える必要があります。


■ リラックスやダイエットにも!?腹式呼吸の驚くべき効果!


『腹式呼吸』は横隔膜が上下に収縮運動することで行われる呼吸法です。
息を吸うと横隔膜が下がり肺を拡張します。横隔膜と骨盤の間にあるやわらかな内臓に、腹圧が加わることで、内臓内の調子を整え《便秘》や《冷え性》にも効果的です。
また、副交感神経を優位にし《心身をリラックス》させます。腹式呼吸は肺への負担が少ないだけでなく、ゆっくりと息を吐くことで自律神経を調節し、全身の筋肉をやわらげる働きもあります。
就寝前に腹式呼吸を数回して布団に入ることで、自律神経を整え、落ちつかせる効果も期待できます。おなかを〈引っ込めたり・膨らませたり〉する呼吸ですので、きちんと行えば《お腹痩せにも効果があり》自律神経のバランスを整え《上手にダイエット》できます。


■ 聞き取りやすい声にする為の腹式呼吸と発声方法


《聞き取りやすい声》とは、話し手にとって「気持ち良く発声でき」、聞き手にとって「心地良く聞くことができる」話し手にも、聞き手にも無理がなく、ストレスのかからない声のことです。まず、すぐに行なえる、聞き取りやすい声をいくつか紹介します。

【1.ゆっくり話してみましょう】


緊張したりすると、早口にどうしてもなりやすいです。そういったときほど〈ゆっくり話すこと〉を心掛けて下さい。《聞き取りやすい声》とはお互いにストレスのかからない、コミュニケーションのひとつです。


【2.間(ま)を感じる】


話し始めるとき〈息をゆっくり吸い〉話す言葉を丁寧に声に出してみましょう。〈息をゆっくり吸う〉箇所が《間》になります。そうすることで、聞き取りやすい落ち着いた印象を与えられます。


【3.表情ゆたかに】


表情も声と同様に、とても大切なコミュニケーションツールです。〈表情と言葉〉は、ある意味セットです。「喜・怒・哀・楽」《表情ゆたかに》意識して声に出していきましょう。


【4.滑舌よく】


マスクなどして話したり、賑やかな場所で会話したり、なかなか気持ち良く相手に声が届かずに、言葉を何回も聞き返されたりすることもあると思います。《滑舌をちょっと意識》するだけで聞き取りやすい声に近づきます。


〈腹式呼吸と発声方法〉
良い声を出すためには〈良い姿勢〉と〈良い呼吸〉が必要です。
リラックスして落ち着いた気持ちで声を出すことが基本となります。まず姿勢は、身体に無駄な力を入れずにリラックスさせます。
足を肩幅に開き、頭の上から、糸で引っ張り上げられているような感覚で、背筋を真っすぐに立ちましょう。
掌(手のひら)をおへそより下の丹田(たんでん)に添えます。リラックスし、少し長めに「スーーーーー」とゆっくり音をたてて吐きましょう。できるだけ息の流れを安定させます。〈お腹周りは徐々に減っていきます〉次に、掌をおへそより下の丹田に添え、その〈掌を押し返すように〉鼻、もしくは口から息を下腹、丹田に向かい吸いましょう。
〈お腹周りが膨らんできます〉初めは難しいですが、慣れてくるとできるようになります。この呼吸法を《腹式呼吸》と言います。腹式呼吸から声に繋げていきます。
良い声になる発声方法は、《共鳴腔》を使い響かせます。共鳴腔(きょうめいくう)とは、体の中で声が反響する空洞部分のことです。 人の体には、多くの共鳴腔があります。 声は、声帯が振動を起こすことで生成されて、共鳴腔で、共鳴する事で倍音(ばいおん) が生まれて大きくなります。 共鳴は倍音の量によって決まります。
《美しくて豊な声は、倍音が多いと言われています》主な共鳴腔は〈鼻腔・口腔・咽頭腔〉の3つです。声が響いてるその感覚を覚えていくことからはじめましょう。


■ 自宅で簡単トレーニング!腹式呼吸の練習法


〈腹式呼吸の練習法〉


まず姿勢は、身体に無駄な力を入れずリラックスさせます。


1. 足を肩幅に開き、頭の上から糸で引っ張り上げられているような感じで、背筋を真っすぐに立ちましょう。掌(手のひら)をおへそより下の丹田(たんでん)に添えます。


2. 少し長めに「スーーーーー」と8秒くらい掛けて、音をたてて吐きましょう。
息の流れは安定させて下さい。お腹は減っていきます。


3. 次に、掌(手のひら)を押し返すように「鼻」もしくは「口」から下腹・丹田に向かい丁寧に吸いましょう。お腹周りが膨らんできます。


この呼吸法を何度か続けて見ましょう。初めは難しいですが、慣れてくると感覚を掴めてきます。『緊張している時』や、『気持ちが高ぶっている時』など、胸式呼吸になりやすいので、リラックスして意識的にトライしましょう。


-終わりに


『腹式呼吸』は、自律神経を調節したり、全身の筋肉をゆるませ、リラックスさせるなど、いろいろな〈プラスの効果〉が期待されています。もちろん、腹式呼吸をしていないからと言って、日常生活に何か支障を来す訳ではありませんが、今回の《聞き取りやすい声の秘密》是非、参考にして下さい。