2021.01.12
これら上記は、お祝いの席での常識として、縁起が悪いといわれ使ってはいけません。
忌み言葉のなかには日常会話でよく使う言葉もたくさんあり、気をつけないと無意識のうちに話してしまうことが多い言葉です。十分に注意しましょう。
【自己紹介】
まずは自己紹介をします。
自分が何者なのか、自分の名前や新郎新婦との関係を話しましょう。自分の肩書が社長や代表取締役の場合、役職は言わず、会社名と名前だけを述べることが多いようです。
【文例】
「ただいまご紹介いただきました、山田君の勤務先上司にあたります、石上でございます」※司会者があなたの肩書や名前を紹介してくれているはずですから、ここは手短に簡単にすませましょう。
【祝辞】
次に新郎新婦やそのご両家・ご親族にお祝いの言葉を述べます。
招待に対するお礼の言葉を添えてもいいですね。
【文例】
「山田君、穂奈さん、ご結婚おめでとうございます。そしてご両家ご親族の皆様、心よりお祝い申し上げます。本日はこの素晴らしい披露宴にお招きいただき、誠に光栄に存じます。」
【ポイント】
僭越(せんえつ)の意を伝えます。基本的に、主賓にはゲストの代表として、社会的地位の高い人が選ばれることが多いです。ですが、会場のゲストの中には、主賓に選ばれた自分よりも年配者や、場合によっては社会的地位がもっと高い人がいるかもしれません。その中で自分が代表することについて、「諸先輩方を前に誠に僭越(せんえつ)ではございますが、ご指名を賜りましたので、一言お祝い申し上げます」などと〈僭越の意〉を述べましょう。
【着席を促す】
新郎新婦や両家の親族は、主賓の挨拶を立ちながら聞いています。自己紹介と祝辞が終わったら、「皆さまどうぞご着席ください」と、着席を促しましょう。
【エピソード】
新郎新婦の人柄が分かるようなエピソードを紹介します。上司の場合は、主に新郎新婦の仕事ぶりを中心に話すといいと思います。
【文例】
〈新郎の上司の場合〉
新郎・山田君は、営業部の一員として毎日取引先をかけまわっています。山田君は入社当時から、何でも人一倍真面目に、一生懸命に取り組んでいる青年でした。その実直な性格を活かし、今では取引先でも厚い信頼を得るようになりました。別の担当者が出向いても、先方から山田君を指名されるほどです。新規取引先の開拓でも目覚ましい成果をあげ、我々上司はもちろん、後輩にとっても、とても頼りになる存在です。これからの活躍も、おおいに期待しています。そんな山田君から結婚の話を聞いた時、新婦・穂奈さんのことを「やさしく、おだやかな人」だと話してくれました。今日初めてお目にかかりましたが、聞いていた通り、やさしい笑顔の素敵な方で、幸せそうなお二人の様子を微笑ましく眺めております。
〈新婦の上司の場合〉
新婦・穂奈さんは3年前から、○○老人ホームで介護士として働いています。
この仕事は大変なことも多いのですが、穂奈さんは強い志を持っており、入所者の方にうまく誠意が伝わらない時にも辛抱強く笑顔で接していました。今では穂奈さんの取り合いになってしまうくらいの人気者です。彼女が介護士を目指したのは、献身的におばあさまの介護をするお母様のお姿を見てきたことがきっかけだと聞いています。自分もいつか、お年寄りをお母様のように優しく寄り添って介護できる人間になりたいと、そう思ったのだそうです。その思いの通り、穂奈さんはとても優しく、まるで家族のように人の心に寄り添うことのできる素敵な介護士になりました。そんな穂奈さんが、とても誠実な新郎・山田さんと出会い、ご自分の幸せをつかまれたことを、心より嬉しく思っております。
【ポイント】
会社説明はサラッと新郎新婦の仕事ぶりを紹介するにあたって、どんな会社でどんな仕事をしているのか説明する必要があります。ですがそこを長くしてしまうと、会社のPRをしているみたいな印象になり聞いている方も退屈してしまいます。会社説明は最低限にし、新郎新婦のエピソードをメインにお話ししましょう。
【相手側にも褒め言葉を】
新郎側なら→〔新婦に対して〕新婦側なら→〔新郎に対して〕ひとこと誉め言葉を入れておくと好印象です。
【当日の話を盛り込んでもよいですね】
たとえば会社の社長など、普段あまり新郎新婦と仕事上で接点がない場合もあります。そんな時はエピソードが薄くならないように、うまく当日の話を盛り込んでも大丈夫です。「幸せそうに見つめ合う姿を見て、本当にお似合いの二人だと感じました。」など、結婚式当日のエピソードを足して内容をふくらませましょう。
【はなむけ・締め】
新郎新婦への励ましの言葉、人生の先輩としてのアドバイスを贈りましょう。名言・格言・ことわざなどを使ってもいいですね。その後、改めてお祝いの言葉を述べて挨拶を締めましょう。※名言はいくつも使わず、一つにしぼりましょう。ムリに名言を引用する必要もないです。自分の経験に基づいたアドバイスでも心に響きます。
新郎とは幼稚園からの付き合いなので、本日もいつも通り『蓮・レン』、と呼ばせていただきたいと思います。蓮と僕は子供の頃からいつも、同じ遊びをして、同じスポーツをして、ずっといいライバルでしたね。でも何かあったとき、一番に頼るのもお互いでした。僕が仕事のことで落ち込んで涙を流してしまった時も、蓮はバカにすることなく、ずっと隣で一緒にお酒を飲んでくれました。あの夜のことは、今でも忘れられない思い出です。
普段はこんなこと言葉にしないけど、蓮ほど信頼できる男はいないと思っています。勝負の勝敗はつねに五分五分だったけど、僕より先にこんなに素敵な奥さんをもらうなんて、今回ばかりは負けを認めざるをえません。幸せそうな二人の姿を、心から嬉しく思います。穂奈さん、蓮は自信を持っておすすめできるいい男です。
二人で、末永く幸せな家庭を作って下さい。蓮、結婚してもたまには飲みに行こうな。本日は誠に、おめでとうございます。
×新郎新婦の過去の失敗談
×自分の話ばかりする
×新郎新婦をけなす
×酔っぱらってグダグダになる
×過去の新郎新婦の言われたくないような過去を暴露
×くだけすぎた話し方と内容
会場には、新郎新婦の友人だけでなく、両親や親族、会社関係の人もいます。下ネタや内輪ネタを話したり、敬語を少しも使わず乱暴に話したりするのはダメですよ。更に、スピーチが長すぎる、短すぎるもNGです!友人代表のスピーチは、3?4分程度にまとめましょう。
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