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接客が上手い人の特徴とは?好印象の接客術|話し方教室VOAT

2022.10.29

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はじめに

「接客が上手い人」「好印象の接客」という言葉を聞くとどんなことを想像しますでしょうか。
素敵な笑顔や丁寧な対応などが思い浮かぶと思います。
これは一見簡単なようにも思えますが、接客技術に自信がない人にとっては簡単にできることでは決してありません。
そんな方々へ向けて、接客が上手い人の特徴や好印象の接客術について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


■ 販売業では特に差が出る!接客のメリット

接客が上手いとどんなメリットがあるかを紹介します。

(1) 売上向上

接客が上手いと商品やサービスが良く売れるので売上が向上します。
特にアパレルなどの販売業では商品やサービスは内容と質、価格だけで購入が決まるものではありませんので顕著です。
上手な接客はお客様の心を動かすので購買意欲が大きく変わってきます。


(2)仕事が楽しくなる

接客が上手くなると、お客様の笑顔が増えて、商品やサービス購入から売上が上がるので、仕事がどんどん楽しくなってモチベーションがアップします
お客様を楽しませなければならないという感覚から、お客様をどのように喜ばせることができるかを考えることができると、仕事に対して義務感ではなく前向きに取り組むことができるようになります。


■ 接客が上手い人には共通点がある

接客が上手い人の共通点を紹介します。

(1)笑顔

お店や商品を選んでくれたことへの感謝の気持ちや、こちらが真剣に誠実に案内をしていることを伝えるのに「笑顔」は最適です。
また、「笑顔」には幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促す効果があります。
例え作り笑いだとしてもセロトニンは分泌されますので、無表情で仕事をするより笑顔で仕事をした方が自分にとっても相手にとっても良いです。


(2)清潔感

業種によりますが、接客は短い時間で相手からの信頼や好印象を勝ち取らなければなりません。
不潔な人は入口でNGのレッテルを貼られてしまいます。
飲食店での接客においては、清潔感は必須です。
身だしなみは印象を決める大きなポイントになりますので、似合う服装や髪型は、接客の基本です。


(3)想像力豊か

購入者の目的や購入後の様子をしっかりと想像できる人は接客上手になります。
相手が何のために、何をしたいのかをキャッチする前に想像できているかどうかで、相手との距離の縮め方が大きく変わってきます。


(4)聞き上手

想像も大事ですが、最後はしっかりと相手の意図をなるべく正確にキャッチできないと、商品やサービスの購入には至りません。
相手の本当の声を聞きとることができると、最適な提案や販売ができます。
「質問」「相槌」「共感」を意識してお客様の話に耳を傾けてください。
また、傾聴の姿勢を示してもらえると、相手は安心感や満足感を覚えます。
特にクレーム対応での接客においては、傾聴力が高いとお客様の怒りを収めるのに効果的です。


■ 接客が上手い人の特徴

接客が上手い人の特徴を紹介します。

(1)情報収集への意識が高い

情報収集への意識が高いと、性別、年齢、地域に関わらず広く多くの方と接することができます。
豊富な知識があると、会話を深掘りすることも広げることもできるので、お客様との会話が弾みます。


(2)相手に合わせた接客

明るい人、物静かな人、騒がしく陽気な人、細かくて神経質な人、人には様々なタイプがありますが、相手のタイプに合わせた接客ができるかどうかもポイントです。


(3)意見ができる

自信を持ってお客様へ提案をできることが接客において重要です。
「どちらも良い商品ですよ。」「お好みの商品をどうぞ。」といったセリフは無難ではありますが、曖昧な回答でお客様は満足しません。
押し付けるのではなく、あくまでも主観としてどちらの商品が良いと思うか理由を添えて伝えるべきです。
自分の意見を言えると、お客様から信頼していただくことができます。


(4)接客を楽しんでいる

上手な接客は、人の心を動かします。
接客者自身がお客様との会話や対応を心から楽しんでいないと、その楽しんでいない雰囲気が伝わってしまいます。
例えレジ担当だとしても、商品やサービスを購入したお客様が、笑顔や幸せになる姿を想像して接客を楽しんでください。


(5)口癖が「ありがとう」

接客上手な人は「ありがとう」と感謝の言葉を何気なく頻繁に使っています。
お客様だけでなく、同僚にも同様です。
常に感謝の意識が強い人は接客にも感謝の念がにじみ出ていますので、接客される側はとても気分が良いです。


終わりに

上手な接客について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
思いや感度の異なる他人同士がコミュニケーションをとることもある接客は、分かりやすい正解のない難しい仕事です。
お客様を気持ち良くしたいという思いを形にするため、本記事を参考に自分なりのおもてなしの接客スキルを身につけて活躍できることを期待しています。