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相手を不快にさせない「言葉選びが上手い人」の特徴|話し方教室VOAT

2024.05.09

■はじめに

伝える内容が同じでも、その伝え方や言葉のチョイスで印象が大きく変わってきます。

それによって、その人自身の印象にも繋がります。

今回は、会話をする上で気をつけたい「言葉選び」について解説します。

■ネガティブなワードを使わない

ネガティブなワードが先行すると、その先の内容も丸々ネガティブに感じてしまい、不快に思われがちです。

こうしたワードをポジティブな方向に言い換えるだけで、印象がガラッと変わります。

例えば、「つまらない」と伝えるよりも「もう一工夫できる」と言うようなワードの方が、明るい印象ですね。

また、クレーム対応の場面では相手の主張に対して否定・ネガティブな言葉から入らず、同意・同調の言葉をクッションとして挟んでからの対応が望ましいでしょう。

ネガティブなワードから入ると敵対的な印象を強めてしまい、ヒートアップしてしまうことが多々あります。

「承知しました」「左様でございます」など、相手の主張を肯定するニュアンスの言葉を挟むことで、落ち着いたやりとりを行うことができる確率が高まります。

■尖った表現を避ける

「やめてください」と「ご遠慮願います」

こちらも内容的には同じですが、後者の方が表現が柔らかい印象です。

同様に、「〜してください」→「〜いただくよう、ご協力願えませんでしょうか?」など、丸い印象の言葉に言い換えると多少印象が変わる場合があります。

同様に「無理です」→「難しいです」など、表現を和らげることで伝わり方がガラッと変わることもあります。

さらにその後に「〜だと難しいのですが、〜させていただく形ですといかがでしょうか?」など提案を続けるなど発展的な方向に展開させられると、印象もだいぶ変わってきます。

■最後に

ご紹介したように、言葉選びひとつで印象が大きく変わり、物事がうまく進むケースもあります。

普段から、こうしたことを意識してみると良いでしょう!