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緊張!異性と上手く話せない...苦手意識を少しでも克服するコツ|話し方教室VOAT

2021.11.17

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はじめに

同性とは楽しく話すことができるのに、異性とはどうしても上手く話すことができないと感じることはありませんか?
せっかく出会うことができた相手なのに、異性という理由だけでコミュニケーションがとれずに終わってしまうのは非常にもったいないです。
ここでは、異性と話すのことが苦手な原因や克服するコツをご紹介していきます。


■異性にだけ?それとも話すこと自体が苦手なのか

異性にだけ苦手なわけではなく、話すこと自体が苦手で上手く話せないこともあります。
話すこと自体が苦手な3つのタイプをご紹介します。


(1)自信喪失(人前で話すことが苦手)

自信がなくて人前での失敗を強く恐れていると、余計に緊張が増して失敗につながるという悪循環がうまれてしまいます。
初めから成功することや、上手く話せていることを前提にせず、多少の失敗も許容することが重要です。
自信が無いからといってネガティブな発言が多くなってしまうのも問題です。
身だしなみを整えたりもして自分に自信を持つことが大切です。


(2)自意識過剰(他人からの視線を気にする)

自意識には、他人から自分がどう思われているかを気にする自意識と、それに伴う自分の感情や思考を自分で気にする自意識があります。
この両方の自意識に押しつぶされて、自分のことにばかり意識があると相手の話には集中できません。
相手にどのように思われるかを気にし過ぎると、発言するのが怖くなって言葉が出てこなくなってしまいます。


(3)高プライド(上から目線)

(1)とは真逆で、自信があり過ぎてプライドが高過ぎるのも問題です。
プライドが傷つくことを嫌うので、周囲からも疎ましがられてしまいます。
このタイプは自分のことばかりを話す傾向にあるので、相手を不愉快にしてしまいがちです。


■異性と話すことが苦手になってしまう原因

苦手な原因を3つに分類しました。

(1)目線を合わす場所が分からない。

異性ということを意識し過ぎて目を合わすことができないと、相手のちょっとした変化に気づくことができません。
目線が合わない状態が続くと、相手も不快な気持ちになって早々に話を切り上げてしまいます。
この悪循環によって、苦手意識が強くなってしまいます。


(2)異性が不慣れ

異性が周りにいない環境での生活が長かったり、恋愛経験が少なかったりすると苦手意識は高まります。
一人でも良いので、気軽に連絡を取り合うことのできる異性を作るのが克服の第一歩です。
最初はLINEやメールなど文字での会話から始めて、少しずつ慣れていきましょう。


(3)過剰な気遣い

セクハラやパワハラが叫ばれる昨今ですが、過剰に気にし過ぎてしまうのも良くありません。
気を遣い過ぎるとストレスが溜まりますが、気を遣われ過ぎるのもストレスになります。
気を遣い過ぎている自覚がある人は、相手が望んでいる言葉を無理に返そうとせず、なるべく本心で話すようにしてみてください。
思ったことを口に出すことは、最初は抵抗があるかもしれませんが、相手の本音を引き出すにはこちらも本音でぶつかるしかありません。


■いきなり話すのは抵抗がある!緊張を克服するコツ

異性との会話で緊張を少しでも和らげるコツをご紹介します。

(1)一対一は無理!まずはグループで会話をしよう

一対一は緊張します。
会話に困ったときに助け舟をだしてくれる人がいないので、全てを自分で解決しなければなりません。
まずはグループでの会話になるように心がけてみて下さい。
助けてもらうことだけでなく、異性との会話が得意な人の様子もよく観察してみましょう。
自分におきかえて参考にできるものは、どんどん取り入れてみてください。


(2)笑顔が大事!相手の話を聞こう

目線を合わせるのはハードルが高いかもしれませんが、笑顔を増やす努力は怠らないでください。
言葉につまってしまっても、笑顔で相槌を打っていればなんとかなります。
笑顔さえしっかりできていれば、相手も歩み寄って会話を提供してくれるはずです。
聞き役にまわることで自分のペースを取り戻すことができたり、共通の話題がでてきたら自分から会話を始めるチャンスが生まれます。


(3)目を合わせなくてもOK。目線の置き場所は?

無理に目を合わせる必要はありません。
目線は眉間のあたりに向けてみてください。
実際に目が合っているわけではないので、緊張は軽減されるはずです。
しかし気をつけるべきことは、適度に視線を外すことです。
相手も目を見られ過ぎていると感じると、どうしたらいいか困ってしまいます。


(4)「異性と話す」という経験を積む

異性という存在に慣れることはとても重要です。
一口に異性といっても、色々な人がいます。
異性と話す経験を増やすことで、異性に慣れることに加えて新しい自分の発見ができたりもします。


■異性と話すきっかけになる話題とは?

(1)身近なもの

相手の趣味嗜好が分からない特に初対面の異性と話すときは、身近なものを話題にしてみてください。
目の前にあるものや視界に入ったお店など、なんでも良いので話題にしてみましょう。


(2)スポーツ、映画、音楽など

普段から話題性の高いものについては、ニュースなどをチェックして事前にリサーチしておく意識をしましょう。
気をつけることは、決して否定をしないことです。
競技や作品に思い入れが強い人にとって、否定されることは非常に傷ついてしまうことがあります。


(3)「たちつてとなかにはいれ」

「た(食べ物)」
「ち(地域、地元)」
「つ(通勤、通学)」
「て(天気)」
「と(富、景気)」
「な(名前)」
「か(体、健康)」
「に(ニュース)」
「は(流行)」
「い(異性)」
「れ(レジャー、休日)」


語呂合わせで覚えておいてください。
当たり障りのない話題になりがちではありますが、どんな場面でも使える万能な話題です。


(4)異性が苦手なことをカミングアウト

異性と話すことが苦手であることを悟られないようにすればするほど、緊張したり言葉につまってしまったりするものです。
苦手であることをあえて正直に話してしまうのも、一つの克服方法です。
気が楽になりますし、苦手なだけで決して嫌がっているわけではないという思いが伝わります。
優しい相手であれば、苦手だと伝えることで優しくリードしてくれるかもしれません。


おわりに

ご紹介したコツを上手に活用していただいて、異性と上手く話せない苦手意識を少しでも克服してもらえたら嬉しいです。
上手くいかないときも焦らず、良い聞き手になることを意識してください。
こちらから上手く話せなかったとしても、しっかりと話を聞いてくれる人とは気持ちのいい会話になります。
異性への苦手意識を克服して、性別に偏らない素敵な人間関係をより多くの人と築くことを祈っています。