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会議で発言できない人のための"声の出し方"改革|話し方教室VOAT

2026.01.05

◼︎はじめに

仕事の場で「会議に出てもなかなか発言できない」「声を出そうと思っても、なんとなく声の通りが悪い」――そんな悩みを抱えていませんか?
実は、「発言できない」「声が届かない」と感じる背景には、意外にも 声の出し方・呼吸・発声の仕方 が大きく影響しています。ここでは、声の出し方を改革することで、会議で自然に発言できる自分に変わるための実践的な方法をお伝えします。


◼︎なぜ「発言できない」「声が届かない」と感じてしまうのか?

まず、会議で発言できない、あるいは発言しても相手に届いていない気がする原因を整理しましょう。単に「性格だから」「経験がないから」とあきらめるのではなく、具体的に改善できる要素があります。

(1)会議で発言しづらくなる典型的な原因

• 緊張・萎縮して声が小さく・トーンが下がってしまう。
• 声が聞き取りづらく、話していても相手に響いていない感じがする。たとえば、対面以上に「声の通り」が難しいオンライン会議などではこの傾向が強くなります。
• 会議内容・議題を十分に把握できておらず、自分の意見を話す"声の確信"が持てない。
• 話したいタイミングがつかめず、発言の機会を逃してしまう。


(2)声の出し方(呼吸・発声・音量)も影響している

声が "小さい" と感じる、または "届かない" と感じる時、多くの人は無意識に喉に力を入れすぎたり、浅い呼吸で話していたりします。例えばオンライン会議では、「マイク性能がどう」という問題以前に、声そのものの発声・滑舌・響きが弱いと"聞き返される声"になってしまう、という指摘があります。
つまり、「声をしっかり出す」「存在感を出す」には、話す内容だけでなく、声そのものの出し方を見直す必要があります。

◼︎まずは"声が出しやすい体"を作る:呼吸・姿勢・発声の基盤

声の出し方を改革するには、"体と呼吸の使い方"から整えることが有効です。会議の場で声を通すための土台とも言えます。


(1)背筋を伸ばし、息を使える姿勢を作る

話すときに背もたれに深くもたれたり、猫背になったりしていると、胸郭(胸まわり)が圧迫され、呼吸が浅くなり、声が弱くなりがちです。オンライン会議でも体が映る/映らないに関わらず、姿勢を整えることは "声を通す" うえで非常に重要です。
ポイント
• 立って話すなら「耳・肩・腰・くるぶし」が一直線になる意識。
• 座って話すなら、骨盤を立て背筋を伸ばし、肩を軽く後ろに引く。
• 肩甲骨や首まわりに余裕を持たせ、喉・首・肩に過緊張を起こさせない。


(2)腹式呼吸(&ゆったりした吐く息)を習慣に

声を出す際、特に大事なのが「息をどれだけしっかり使えるか」です。浅い胸式呼吸だけでは、声帯・口腔・鼻腔・胸腔をしっかり使った"響く声"になりにくく、弱く聞かれがちです。腹式呼吸を意識して「吸うとき=お腹を膨らませ」「吐くとき=お腹を引きながら声を出す」ことで、声量・通り・響き、そして話しているときの疲れにくさが改善します。会議前、発言前に「深く息を吸ってお腹を少し膨らませる/吐く息を長めにする」意識だけでも、声の出方が変わる場合があります。


(3)発声(声を出す)練習を短時間でも取り入れる

声を通すには、呼吸に加えて"声そのもの"を整えることも必要です。話し方教室・ボイストレーニングなどでは、発声練習(母音を響かせる、滑舌をよくする)を推奨しています。例えば会議前、軽く「アー/イー/ウー/エー/オー」とお腹を意識しながら声を出すだけでも、声帯・口・舌・唇が温まり、話し始めの声が出やすくなります。


◼︎"発言できる声・存在感ある声"にするための具体テクニック

体と呼吸・発声の基盤が整ったら、次は"あなたの声を会議という場で通る声"にするためのテクニックです。ここでは「声の質」「声を届ける意識」「発言タイミング」まで踏み込みます。

(1)声のトーン・音量・抑揚を意識する

会議(特にオンライン会議)では、低く静かな声だと"聞き取りづらい""存在が薄い"印象を与えてしまいます。実際、「Web会議では声のトーンを少し高めにすると聞き取りやすくなる」と指摘されています。
ポイント
• 普段話す声より "少し高め" のトーンで話す(高すぎると不自然なので「少し」がポイント)。
• 声を出す際に"前に声を飛ばす"意識を持つ。「自分の声が相手の耳まで届いている/声が部屋の奥から発せられている」と想像する。
• 抑揚をつけて話す。平坦な声だと内容も印象も残りづらいため、重要な部分はゆっくり・はっきり・少し大きめに。


(2)発言の始め方を整える:クリアな「始まり」が成否を分ける

会議で発言するとき、「弱々しく声を出す」「言い淀んでから言う」よりも、以下のように始めると声の印象がぐっと変わります。
• 「すみません、〇〇についてですが」など軽く声を出してから本題を始める。
• 始めの語り出しは少し意識的に声量を上げる。またお腹から息を使って、声を支える。
• 話し始める前に相手の目を見る/画面のカメラに視線を送るなど、身体的な"確認"を入れると声が出しやすくなります。
このように"始まりに準備を入れて言葉を出す"ことで、「あ、話すぞ」という自分と相手の意識が整い、声もクリアに響きやすくなります。


(3) 発言のタイミングと声の存在感を作る

声を通すだけでなく、「発言しやすいタイミング」を掴むことも重要です。たとえば、議題説明後/他の人の発言の直後/会議の終盤整理に入る前など、自分が意見を出しやすい"隙"を狙いましょう。
さらに、声の存在感を高めるためには、以下のようなアプローチがあります。
• 他人の発言に対して「~という点、私も同感です。特に...」と"同意+理由"で入り、自分の意見に移る。
• 質問形式で入る:自分の意見を付随させながら「この点について、もう少し掘り下げると〇〇という思いがあるのですが...」など。
• "声をかけられる"態勢を作る:視線を相手に向ける、うなずきながら聞く、リアクションを出して「次は私かな?」と思われる存在になる。
こうした声の存在感+タイミングの工夫で、発言そのものの質だけでなく"聞かれる発言"になっていきます。


◼︎発言できる声を手に入れるための3段階プラン

では、これまで述べた内容を"声の出し方改革"として実行に移せるよう、3段階のプランを用意しました。週ごと/月単位でも実践できます。
プラン A(第1週:基盤整備)
•毎日、背筋を伸ばして「椅子・立ち姿勢」で1分深呼吸(お腹を膨らませてゆっくり吐く)。
•会議前に「アー/イー/ウー/エー/オー」を1分、腹式意識で声に出す。
•会議中、他の人の発言に対して "声で" 反応を出す。「なるほど」「~と感じます」など、声を出すことで"参加している"状態を作る。

プラン B(第2〜3週:声に"届ける"意識を加える)
•声のトーンを少し高めに意識し、「前に声を飛ばす」感覚で話す。
•発言を始めるタイミングに意識を向ける:「説明終わり」「質問直後」「議論の切り替え時」など。
•他人の発言に「同意+理由」か「質問+意見」で対応してみる。
•会議後、自分の発言がどう聞こえたか簡単にメモ。次回改善ポイントを1つだけ決める。

プラン C(第4週以降:習慣化&レベルアップ)
•毎回の会議前に「声出し3分(呼吸+発声)」「発言のタイミングひとつを狙う」とルーチン化。
•発言の内容と声の出し方を振り返り、自分の"声+発言"を改善する視点を持つ。
•「声が通った」「聞き返されなかった」「次も話したいと思われた」など、ポジティブなフィードバックを自分で拾って記録。習慣化のモチベーションにする。
このように、声の出し方を段階的に整えていくことで、「発言しづらい」「声が届かない」という悩みはかなり軽くなります。


◼︎よくある質問&その回答

Q:声が小さい=性格だから仕方ないのでしょうか?
A:いいえ、そうとは限りません。声の小ささ・通りにくさは、呼吸・姿勢・発声という"体の使い方"に大きく左右されます。発言しづらいと感じる人ほど、まず「呼吸を深く」「声を出しやすい体に」「声を前に飛ばす意識」に取り組むと変化を感じやすいです。
Q:オンライン会議(Web会議)ではどうすれば声が通りやすくなりますか?
A:オンライン会議では、物理的な距離やマイク・通話環境の影響で"声が聞き取りづらい"傾向があります。そのため、声のトーンを少し高めにする/口角を上げて話す/姿勢を整えて背筋を伸ばす、といった配慮が特に有効です。
Q:発言内容に自信がないのですが、声の出し方だけで効果がありますか?
A:はい、声の出し方だけでも大きな影響があります。声が聞き取りやすく存在感があるだけで、「話そう」という意識が生まれますし、他者にも「発言を受け付けよう」という空気ができます。とはいえ、議題準備や発言内容の整理も並行して行うと更に効果的です。


◼︎最後に

「会議で声が小さい」「発言できない」と感じるのは、多くの人が抱える悩みですが、性格だけの問題ではありません。呼吸・姿勢・発声、そして声のトーン・届け方を改善すれば、確実に"声が通る・発言される存在"に近づくことができます。
会議という場は、意見を戦わせるだけの場ではなく、チーム全体の意思を共有し、次に進むための場です。あなたの声が届き、存在感をもって発言することで、その会議がより価値あるものになります。今日から、ほんの少し「呼吸を深める」「声を意識して出す」「発言のタイミングを狙う」を意識してみてください。次の会議で、「あ、私も発言できた」と思える自分がきっといます。
あなたが「発言できる声」「聞かれる声」「通る声」を手に入れ、会議の場で一歩前に出られるようになることを、心から応援しています。


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